未来の戦争 2021 12 12

書名 2034米中戦争
著者 エリオット・アッカーマン
   ジェイムズ・スタヴリディス
   二見書房

「電子占領」
 この本の表紙には、
「南シナ海で、米空母打撃群、壊滅」、
「日本も想定すべき最悪のシナリオ」とあり、
軍事小説ファンでなくても、
興味を引く小説になっています。
 実は、この本の隠れたテーマは、
「電子占領」です。
 敵国を占領するには、
ミサイルを撃ち込み、
爆撃機で爆弾を落として、
戦車を送り込んで決着をつける。
 しかし、これでは、
敵も味方も多大な犠牲者が出るでしょう。
 コンピューター社会の現代は、
すべてのコンピューターや通信網を支配できれば、
占領したことになるでしょう。
 ハリウッド映画で、
宇宙人がやってきて、
電子を完璧にコントロールする能力があったので、
地球人は、全く戦うことなく敗れてしまった。
 今は、宇宙人でなくても、
相手国の電子機器を支配できるでしょう。
 昔は、ミサイルや戦車、
今は、サイバー戦争と言えるでしょう。
 もう10年以上前になるでしょうか。
私は、電子を使わない社会を構築すべきだと書きました。
今の社会は、あまりにも電子に依存しているからです。
 そもそも、電子を使うCPUは限界に近づいています。
コンピューターの頭脳であるCPUの微細化は、
もはや原子レベルまで近づいているのです。
 DNAは、意外と丈夫にできていますので、
コンピューターの頭脳として使えないか。
 地球には、いろいろなUFOがやってきますが、
UFO自体が、「生き物」、「半分生物」だった。
そういうことがあり得るでしょう。
 最近、地球人は、
特殊な飛行をするミサイルを自慢していますが、
石器時代の石器を自慢しているようなものです。















































































スマートフォンのトップページへ